ふっくら布ぞうりの会「チャリティ布ぞうり for 陸前高田」が 東海新報で紹介されました。

ふっくら布ぞうりの会の陸前高田のチーム「陸前高田はまなす会」は、陸前高田市気仙町に震災後建てられた「にじのライブラリー」(子どものための私設図書館)を拠点として活動してきましたが、ここは震災前、今泉天満宮があった場所でした。社殿及び氏子地域の建物も99%が津波により全壊流出し、御神木の天神大杉も今では一部のみが残されているだけです。

この地域はなかなか復興計画が固まらず、そのため今泉天満宮も再建を進めることができませんでしたが、周辺の大規模な嵩上げが終了したことで、2020年4月に地鎮祭が行われ、工事が始まり、震災から10年となる今年2021年、ようやく社殿が完成します。
そして、再建に向けて募金活動が行われていることを知った私たちは、これまでお世話になってきた今泉天満宮に感謝の気持ちを伝えたいと、ふっくら布ぞうりの会一同でチャリティ布ぞうりを制作し、その売り上げを全額寄進することにしました。

このチャリティ布ぞうりの制作にあたっては、多くの方のご協力をいただきました。

布ぞうりの土台には、さまざまな企業からご提供いただいた未使用の新品Tシャツや、布を扱う企業からご提供いただいた綿の布を使いました。

全21足の売り上げ、および寄付金の合計から決済手数料を引いて、寄付金額は124,300円になりました。

この取り組みを、陸前高田はまなす会の地元紙・東海新報で取材していただきました。

2021.3.9_東海新報